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ジャンル問わずに好きなようにテキトーに。
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 池袋まで映画を見に行きましたしかも二本。
1日は映画の日だったの知らなかったからやたら得した気分。

原作はずーっと集めてこの間完結したばかりの入間人間のラノベ。
超熱烈に大好き愛してる!って訳でもないけど、この文体でこの話読んでたいなーって思ってずっと追いかけてたので終わったのは結構寂しかったりした。
その代わり実写映画は公式サイト見た瞬間行きたくなくなってたんだけど…。

そんな状態で行った感想はここから下で。

 2008年から追いかけてたから3年分リアルタイムで追いかけてた人の感想。
主役の二人はちゃんとみーくんだった、まーちゃんだった。

この話の特徴は入間人間の文章全てにあると思ってるんだけど。
流れるように会話をしつつちょいちょい出てくる「嘘だけど」を挟むってこうしたか!って感じ。
プロモで見たときのみーくんのこの台詞と言い方が正直気持ち悪くて引いた。

文章体の例を適当に考えた感じだと『ぼくはこんなにもりんごの事を思っているのに何故かほぼ全員にそんな感情を抱いてもらえないんだ、そのことが本当に悲しくてつらくて涙で枕を濡らした日もあるというのに。嘘だけど。』
って感じにポツリと読者に向けて付け加えるイメージだったんだけど、映画だとコメディチックになってた。
でもこれはこれでアリ、いるまんっぽくなくてあんまり作品見てないけど宮藤官九郎的な?ものだった。
けど“みーくん”としてのイメージが残ってたからあり。
まーちゃんの壊れ具合はやっぱり文字ならではのは出せてないとは思った。
「まーちゃんはー、みーきゅんに萌え萌えきゅんきゅんでゆんゆんなんですよー。わかってないなーみーくんはー」とか実写でやられたら正直ツラかったから電波ちゃんで大丈夫でした。
しかしまーちゃん役の子可愛過ぎるだろ、って言う補正でクリア。

公式サイトの詐欺っぷりはまどかマギカに通じるものがあるけど、凄惨な過去を押し出してるし青春ラブストーリーは間違ってはいないから許す!と原作信者は思いました。
時々ある邦画コメディ映画+血溜まりスケッチだっていう結論。
一番異質でいちばん綺麗にまとまってる1巻+多少改変だから楽しく見れました。

もう原作は終わっちゃったけど1巻読んで文体が気に入ったら読むのはおすすめですわ。
電波女と青春男はアニメ化するらしいけど、みーまーのアンバランスが好き過ぎてノリがついて行けなくて1巻で挫折してしまったっていう作者買いタイプにとっては珍しい作家。
良い意味でちぐはぐで頭ん中からっぽラブラブカップルを生み出す人なんだなーと最近理解したり。

あと挿絵イラストの左さんの絵がだいすきでーす、ちょーすきでーす、だからフラクタルみたいでーす、絵柄が違うとかざんねんでーす、でも時間あったら見よう。

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