今回はドロドロ幼なじみたちによる雪山連続事件。
なんて言うか…いつものように事件は壮大っちゃ壮大。
だけど『劇場版名探偵コナン』らしさは最初の15分で終了した感じ。
まさに最初からクライマックス。どちらかというと最初だけクライマックス(盛り上がりが)
その後いつもの数話によって繰り広げられる連続事件が起きる、って言う不思議な構造。
2時間の映画に詰め込めるだけのちょっと気になる謎を詰め込みすぎてて、細かいところが疎かになってる印象が多々。
登場人物が元々沢山いる漫画なのに映画オリジナル主要キャラが6人もいて、その周りを取り囲む人間模様も多数いて、その結果この人達どうなったんですか!?って思うシーンが結構有りました。
その辺を色々考えると個人的にはこの話映画でしない方がいい地味な事件だと思いました。
そして珍しく作画が気になったり。いつもやたらといい印象があるからか目とか特に崩れてたかも。
もしかしてそうなった理由も多少想像出来るのだけどーそこは心に秘めとく。
原作ずーっと集めてる身としては「しんいちーーーーーー!!!」「らーーーーーーーーん!!!」的なアレは別に無理矢理入れなくてもいいと思います。これやりたいが為に強引なラストを作ったような…って思った。
ついでに私は映画館では時計じかけの摩天楼からベイカー街の亡霊まではずっと見てて、二つ前の漆黒の追跡者からまた見始めたのですけど…今回は誰向けなのかあまり解らなかったり。
前回はコナンキッド平次って若手組が出てたからキャラファン向けだなーって思ってて、前々回の漆黒の追跡者は黒の組織好きには堪らなかったのだけどー、少年探偵団が好きな人にはおすすめってところです。
いつかまた英理さんがとても出る映画がやって欲しいなぁと思い続けて終わります。
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